扁平足とは
扁平足とは、足の裏にある土踏まず(内側縦アーチ)が潰れ、足裏が平らになった状態です。病気と言われるものではありませんが、扁平足になってしまっていることで、足の裏の筋肉を痛めてしまうことがあります。”足底筋膜炎”や”足底腱膜炎”も扁平足があるために起こりやすくなります。足や膝に負担を増やしてしまいやすくなるので、適切なアーチを作っておくことが運動をしたりする上では大切になってきます。
また、扁平足となってしまっていることによって、外反母趾なども引き起こしてしまう可能性もあります。
扁平足原因
扁平足になる原因は、運動不足や筋力低下であると考えられています。そのため、普段から運動習慣を作ったり、特に足の筋肉をしっかりと使えるようにトレーニングをしていく必要があります。
また、日本人は、靴下を履き、靴を履き、常に足の指を閉じ込めてしまっているため、足の指の筋肉が退化しやすい人種であると言われています。裸足で生活をしている外国の方の中では、扁平足になっている人はほとんどいないと言われているほどです。それほど、普段から特に「足の指の筋肉」を使っているかが重要なのです。
幼児の扁平足の原因は、筋力や靭帯が緩んでいることが原因であることもあり、歩行するようになれば自然に治ることが多く、あまり心配する必要はありません。
成人の扁平足の場合は、筋肉不足以外にも長時間立ち続けていたり、過度の運動を行うことで起きることもあります。
扁平足を改善するセルフケア方法
つま先立ちトレーニング
①肩幅に足を開く
②つま先立ちをする
③3秒あげてストンと落とす
これを10回を目安に行う
タオルギャザー
①タオルを足元に広げておく
②そこに足をおく
③指を使用してタオルを自分方向に引き寄せる
足の裏の筋肉を使って自分の方向に引き寄せてくるようにしましょう。
椅子に座って行うストレッチ
①椅子に座る
②足首を下に倒す
③足の内側に手を当てる
④足を親指側に向けるように力を入れる
⑤手は足と反対側に誘導するように力を加える
まとめ
ストレッチやトレーニングで一番大切なことは「継続する」ことです。動画を参考にしていただきながら、可能な限り毎日行うようにして見てください。