肩こりの原因となる筋肉はずばりこれ!
皆さん、こんにちは!滋賀県野洲市にあります、健スマ整骨院の施術師の山本です。
肩こりに悩まされている方に、有益な状報を発信していきます。
肩こりを解消していくには、まずは肩こりを理解するところから始めましょう!
ある年の厚生労働省の調査によると、肩こりは身体の不調のうち、女性では1位、男性では2位となっています。つまり肩こりは日本の国民生活病なのです。
ー目次ー
(1)肩こりの原因
(2)肩こりを引き起こす代表的な筋肉
ー肩甲挙筋ストレッチ法
ー僧帽筋ストレッチ法
(3)まとめ
肩こりの原因
首、肩周りの筋肉は、頭の重さ、手の重さによって常に負担がかかっている状態であります。だからこそ、肩こりで悩まされることが多いのです。
筋肉は伸びたり、縮んだりすることによって血管を圧迫して、体全身に血液を循環させます。この時に老廃物や、酸素も一緒に体全身に循環させます。
特に肩こりは、デスクワークや長時間同じ姿勢を続けておられる方に起きやすいですが、筋肉が緊張状態になり疲労を起こしてしまうことで、血液の循環が悪くなり、酸素をうまく運搬できなくなる事で、酸欠状態となりコリ感に悩まされることになります。
また、猫背やストレートネックなどの、姿勢の悪さによって筋肉が緊張が強くなります。ですので、肩こりを根本的に緩和しようと思うと、姿勢を正しい状態に戻すことが重要です。
運動不足やストレス、ショルダーバッグなども肩こりの原因になります。
肩こりを引き起こす代表的な筋肉
1つ目が”肩甲挙筋”という筋肉です。
首の骨から肩甲骨についています。
主に頭を支える役割がありますので、姿勢が崩れることでこの筋肉に負担がかかってしまいます。
また、腕を90度以上上げないとこの筋肉はあまり動きません。
筋肉は動かさないとどんどん固くなってきます。
デスクワークなど長時間下を向いて作業するとこの筋肉に負担がかかってきます。
特に女性は男性に比べて筋力が弱いです。しかし頭の重さは男性も女性も変わりません。
なので、女性は特にこの筋肉が張りやすいです。
寒いところで作業する人やよく緊張する人、肩がすくんでしまっている人。なで肩の人、ストレートネックの人は張りやすいです。
肩甲挙筋ストレッチ方法
①伸ばしたい側の手を後ろに回します。
②反対の手で肩甲骨を押さえます。
③首を反対側に倒します。
※30秒から1分ほど伸ばしましょう。
2つ目が”僧帽筋”という筋肉です。
僧帽筋は、頭から背中につく筋肉で、肩甲骨を寄せる働きをしていたり、肩をすくめたりする働きをしています。
日常生活動作で言うと、買い物バックをぶら下げて持ったり、重たい荷物をよく持ったりすると、この筋肉に負担がかかります。
また、デスクワークやスマホを長時間見ることで、顎が前に出たり、姿勢が悪くなってしまうことで、僧帽筋は固くなります。そうすることにより血流が悪くなり肩こりが悪化してきます。
僧帽筋ストレッチ方法
①手を腰に回します。
②耳の上を押さえながら斜め前に倒します。
※30秒から1分伸ばしましょう。
まとめ
肩、首は、頭や腕の重さを支えているので常に負担がかかっています。
筋肉に血流が流れにくくなって血流が滞り、血行不良になり、老廃物が蓄積し、血管が圧迫されて痛みや張り感が出てきます。肩こりの代表的な筋肉は肩甲挙筋と僧帽筋です。
肩こり改善には固まった筋肉を柔らかくすることが大切です。そして、肩こりは持病のように、良くなることはないと思っておられる方が多いですが、筋肉を柔らかくすること、姿勢を整えていくことなどを行なっていけると、緩和することができます。
是非、こちらの記事で紹介したストレッチやセルフケア方法をぜひ試してみてください。