ぎっくり腰になった時の対処法

ぎっくり腰になった際の対処法

ぎっくり腰イラストぎっくり腰とは、重たいものを持ったり、身体を動かそうとしたときに突然腰が痛くなり、動けなくなってしまう状態を言います。正式には急性腰痛症と言います。

多くは、1週間〜2週間ほどで自然と痛みは緩和していくことが多いですが、時間が経過しているにも関わらず、変化が見られない、腰だけの痛みではなくて、お尻や脚にまで痛みが出てきている場合は、椎間板ヘルニアなどの病変が潜んでいる場合がありますので、注意が必要です。

この記事では、当院にご来院されるぎっくり腰の症状でお悩みでいらっしゃる方から頂いた質問を元に、「ぎっくり腰になった際の対処法」をお伝えしていきたいと思います。

ぎっくり腰になった処置方法

ここでは、今日、昨日ぎっくり腰を発症してしまった方向けの処置方法を記載します。

(1)患部を冷やす

よく質問を受けるのは、「冷やしたほうが良いの?温めた方が良いの?」と聞かれることがあります。答えは「冷やす」です。ぎっくり腰を発症してしまった際は、急性症状により炎症反応が起きているので、患部に熱を持っているケースが多いです。ですので、患部を冷却し、炎症を抑えることが大切です。冷蔵庫にある氷を袋に入れたり、アイスノンなどの冷却効果のあるものを痛みの強い箇所に置き、20分程度安静にするようにしてください。これを1日2回行うようにしてください。

(2)コルセットなどで固定する

ぎっくり腰は少し身体を動かすだけでも激痛が走ります。なので、極力患部を固定し、動かさないようにしておく必要があります。自宅にあるコルセットや市販で販売されているコルセットを使用し、腰部を固定するようにしてください。またコルセットを巻いて固定する効果として、圧迫力を加えることで炎症反応の早期改善効果も見込まれます。ただし、痛みが緩和されてきた後も常にコルセットをつけていると、「インナーマッスル」といって身体を支えるための筋力が低下してしまうので、強い痛みが緩和してこれば、極力外すようにしましょう。

(3)できる限り通常の日常生活を過ごす

 最近の医学研究では、ぎっくり腰をした患者さんを、
① ベッドでの安静
② できる限り通常の日常生活を過ごす
という2グループに分けて経過を追ったところ、②の「できる限り通常の日常生活を過ごす」よう心掛けたグループの方が回復が早く、安静にしている方が症状を長引かせてしまうことがほとんどであるというデータが多く出ています。無理をする必要はありませんが、過度に安静にしすぎることは返って、改善に遅延が生じてしまうので、無理のない範囲で、いつもの生活通りに過ごすようにできると好ましいです。

ぎっくり腰にならない為の予防策は?

ぎっくり腰は、急に強い痛みに襲われることから、「魔女の一撃」と呼ばれることもありますが、実は本当に一撃でなっているわけではありません。日頃の軽微な負担が積もりに積もった状態で発生するのです。ですので、日常での予防が非常に重要なってくるのですが、主にポイントは3つです。

(1)適度な運動やストレッチを行う

ぎっくり腰の発症を引き起こす原因の一つとして、「血行不良」が挙げられます。主に筋肉を損傷してしまい発症するケースが多く見られるのですが、血流が悪いと、筋肉の質が低下し、痛めやすい身体となってしまいます。血流はいわば、筋肉の栄養素です。栄養素が欠如すると、あらゆる怪我や不調が生じやすくなります。ですので、日頃から適度な運動やストレッチなど、身体を動かす習慣を身につけましょう。

(2)無理な姿勢を控える

腰に負担のかかる姿勢を多く取り続けている方は、ぎっくり腰の発症リスクを極端に高めてしまいます。一番多い姿勢が「中腰」の姿勢です。腰にかかる負担の大きさは、まっすぐ立っている状態が100だとしたら座っている体勢で1,4倍、荷物を持ち上げる動作で約2,2倍になります。ですので、日常生活の中で前にかがむ動作、中腰が多い方は腰部にかかるストレスが多くなります。腰だけで身体を使うのではなく、極力膝や股関節を曲げ、腰が倒れすぎないようにする意識が大切です。また長時間のデスクワークも負担が大きいですので、小まめに立って身体を動かす習慣を取り入れてみましょう。

(3)肥満を防ぐ

体重が増加するだけで自分の身体を支える為の筋力が必要となる為、腰を始め、あらゆる箇所にかかる負担は増えてしまいます。当院へぎっくり腰の治療で通院されている方の中には、「最近太り出してきた」というお声も良く耳にします。人は20歳をピークに何もしなければ、機能が低下し、代謝も低下し、太りやすい身体になってきます。体重管理も一つ大切であることも意識しましょう。

まとめ

ぎっくり腰を一度発症してしまうと、半数以上の方は2度以上再発されます。痛みが取れた後でも、一度傷ついた組織には負担がかかりやすくなっている為です。再発リスクを減らしていくためには、ご自身での日常生活上の心がけも大切ですが、なぜ腰に負担がかかっているのかの根本的な原因を知ることも大切なことです。健スマ整骨院では、ぎっくり腰の施術を専門的に行っておりますので、お悩みの際は、一人で悩まずにご相談ください。

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