背骨の歪みが及ぼす影響とは!?

背骨の歪みが及ぼす影響とは!?

人間の骨格の中でも最も老化が早く、20歳を過ぎると老化が始まってきます。そして、背骨が老化すると、肩こりや腰痛だけではなく、胃腸などの内蔵系のトラブルを始め、様々な不調を引き起こしてしまいます。しかし、背骨と正しく付き合い、廊下を防ぐことができれば、痛みや不調は根本的に改善することができます。ここでは、背骨の仕組みや役割について、説明をしていきます。

 

では、背骨の状態がどれだけ体に影響を及ぼすか、院内に設置している模型を使って実験してみました。使ったのは、背骨と骨盤の骨格模型です。形だけではなく、力学的な構造をリアルにできているので、実際の背骨と同じように動きます。この模型の背骨を「良い姿勢」と「悪い姿勢」にして、上から押してみましょう。

まずは正しい姿勢(骨が正しく積み重なっている状態)の状態の背骨を上から押してみます。この状態であれば、上から手で押しても衝撃を吸収できるので、びくともしません、骨だけで体を支えられている、とても安定している状態であることがわかります。

次に、骨盤が後傾(後ろに傾いている)し、背骨のカーブが失われている状態で上から押してみました。すると、グシャリと潰れてしまいました。つまり、それだけ外からの負担や外力を受けやすい状態になっていることがわかります。

私たちの体には常に、目には見えない「重力」の力によって、上から下に向かって圧力がかかった環境下のもと、生活をしています。姿勢が悪いことによって、知らないうちに体に悪影響を及ぼしていることがお分かりいただけるでしょうか。

このように背骨が歪んだり、ずれたりすることで、押しつぶされそうな背骨を支えようと首や肩や背中、腰周りの筋肉が過剰に働かないといけないことになります。そうすることによって、筋肉が過剰に緊張してしまい、肩こりや腰痛などの不調を引き起こしてしまうことになるのです。

また、背骨からは内臓につながる神経も出入りしているため、背骨に歪みが生じることによって、内臓の働きも同時に低下してしまうことになるのです。例えば、胃もたれや便秘、冷え性や代謝の低下などに繋がることもあります。背骨の歪みやズレが生じることによって、連鎖のようにあらゆる不調を引き寄せてしまうことになるのです。

何気ない日常生活動作で背骨が歪む

日常生活の中で頻度が多い動作ほど背骨の歪みに直結します。姿勢が良いと日常生活動作での負担は少なく、体への負担は少ないですが、姿勢が悪いと負担の量を2倍にも3倍にもさせてしまいます。ここでは、背骨に負担をかけない日常生活動作をみていきましょう。

<やりがちな「背骨が歪む」生活習慣>

カバンをいつも片方で持つ
カバンや荷物をいつも同じ方の手で持つ方は要注意です。重力に負けないようにして対応して上向きの力が働くので、片方だけの肩や腕や背中の筋肉に負担がかかってしまいます。こまめに持ち替えて、片方ばかりに負担がかからないように気をつけてください。

枕が高すぎる
枕が高すぎると背骨の正常な湾曲が崩れてしまいますので、首や肩周りの筋肉に負担がかかりすぎることとなります。就寝が取れてもなかなか疲労が取れない方は、枕の高さが合っていないのかもしれません。痛みがない場合は、横向きよりも仰向け、枕を使うよりも使わない方が背骨にも健康的にも良いです。

長時間のデスクワークやスマホ
パソコンやスマホを使用している時の姿勢は前かがみになりやすいですよね。パソコンやスマホの画面が目線よりも下すぎると首へかかる負担が多いので、なるべく目線の高さか目線のやや下になるように調整するようにしましょう。

中腰姿勢
中腰は腰への負担が大きくなります。歯磨きをしたり、洗顔の際、背中を丸めてかがむのも好ましくないです。股関節から体も曲げるようにしたり、膝を深く曲げるようにしたり、踏み台を使って高さを調整するなどをして、負担を減らす努力が必要です。腰(腰椎)はそもそも中腰に体勢や体を捻る動作には弱い構造になっているのです。

一例をあげさせてもらいましたが、毎日にことで当たり前のように思っていたことが実は、背骨の歪みを促進させたり、体への負担を増やしていることも多々あるのです。

まとめ

背骨の歪みが体に及ぼす影響は、大きく分けて2つです。

(1)筋肉に過度の負担を増やすことになる
(2)内臓とも神経でつながっているため、内臓の働きが低下する。

肩こりや腰痛などのお悩みを始め、最近太りやすくなってきてしまった、便秘や冷えが気になるようになりだしたなどのお悩みは、背骨の歪みが原因かもしれません。あなたの背骨はまっすぐになっていますか?正しい姿勢を手に入れて、心も体も健康的になりませんか?姿勢が悪いと、自覚されている方は、ぜひ当院に一度ご相談ください。

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